こしあん日記(Koshiahh’s Diary)

MURABANKU。の土屋慈人の日常系

虚無を抱きしめ空っぽで寝よう(02.06)

深夜にスーパーへお菓子を買いに行こうと玄関のドアノブを握ると、外の世界は真っ白にメイクアップされていた。

誰も踏んだ形跡のない。まるで雲の上のよう。

 

なんだか楽しいな、なんて思っているものの、やはり寒い。

そう、もう結局寒いのだ。やっぱり家から外に出るもんじゃない。

無事ちょっとしたお菓子を収穫し、帰りは小走りで内側へ舞い戻った。

 

 

朝(昼過ぎ)に起きると外はもう晴れており、だんだんとその真っ白な化粧も落ちてくる様子であった。

こりゃバイトあるなあ・・・と財源が確保されて安心するような面倒が勝るような、二律背反なまま毛布にくるまって二度寝を決め込んだ。

結局その後、出勤して見事にスリップするという。死ぬかと思ったわ。

 

夜は一丁前に鍋を作った。キムチ鍋。

肌にすぐできものが出来てしまうという永遠の悩みがあったのだが、生活リズムをぶっ壊してから全く出来なくなった。

不思議なもんだ。これでその人には、その人にあったリズムが存在しているということがこの身を持って証明できる。

さあ、きみも夜の民へ!!

 

結局、キムチ=辛い=刺激物ということでニキビはポツンと生まれた。

 

 

今日も今日とて、音楽制作。

明日の練習に向けて、細かいコードを作っていく。

 

一曲、すごくヒップホップ的でかっこいい曲が出来たのだが、「クソが!!!!!!!!!」という動悸で作ったにはその「クソが!!!!!!!!!」感が足りないなと、コードの数を4倍にすることにしてみた。

 

んん〜〜〜とぐるぐる考えていると、足元のカーテンの裾から光が液体のように流れてくる。

モニターの右上の時間を見ると、朝だ。

そして、ももに置いているノートを見ると、なんと理想のコードの動きが完成しているではないか。

ミッションコンプリート。寝ることが許された。

 

日中に作業をして、夜ゆっくり好きなことをやって寝れない。

あれ、まだ終わってないよなあ?という未処理の問題が雨雲のように追っかけてくるのだ。

私は、日中に家じゃ作業できない。そして、夜こそ制作に没頭できるのだ。

完成!!寝れる!!という状況で寝ることが、一番うまく眠れるのだ。

だから、肌の調子も取れるようになったのかな?

 

寝るときは、虚無を抱きしめて空っぽで寝よう。