こしあん日記(Koshiahh’s Diary)

MURABANKU。の土屋慈人の日常系

スイートジャム(02.02)

2月12日に喫茶スマイルという渋谷宇田川町にある喫茶でとあるライブができることになった。

そのライブに向けて現在いろんな準備を進めており今日も今日とて変な時間に起きては作業を進めた。

 

今まで、弾き語りで曲を作って、バンドでジャムを繰り返し曲を完成させてきたが、やっとDAW環境が整ってきたためちょっと違う手法で試してみることにした。

それが見事に上手くいった。

 

今までは曲作り⇨ジャム(アレンジ)⇨完成だった。

しかし、それを曲作り⇨ジャム⇨サンプリング(DEMO)→ジャム(アレンジ)⇨完成という流れにしてみたら、こんな曲作れるんだ・・・!というびっくりがあった。

より、脳内のモノを外に出せるのだ。

 

というか、曲を完成させるためのプロセスの縛りプレイを緩めた。

気持ちはゲームボーイからDSへの進化である。

 

 

かき分ける人の居ない寒い風が罷り通る夜の下北沢の通りへ小走りする。

鍵盤のシンジ君んと早めに集合してラーメンを食べた。

 

シンジ君は弾き語り&DJイベント「でんじは⚡️」の常連さんであり終演後に毎回せいやでの反省会に付き合ってもらって気づけばもう一年以上の仲になっていた。

まさか、一緒に演奏することになるなんてねえ〜と話ながら凍える身体に暖かいラーメンたちを注ぐようにして食った。

 

今日の練習は深夜24時から朝の6時まで。大盛りに替え玉をつけてひたすら残機を増やすように食った。

 

 

スタジオでみんな集まり、大きなスピーカーでDEMOを流してみた。すると、イントロで「これは!!!」と反応がありホッとした。

そして、気がつくと朝の5時。あっという間ではあるが、みんなヘトヘトの向こう側にいる。

けれど、ジャムセッションは続き、ひたすらに繰り返した。

 

どうしても、ノリとフレーズが完成できない。

各々考えながら、ただ揺蕩っているように、共通のイメージだけ膨らまして音楽を鳴らし続ける。

すると、鍵盤の光るようなフレーズが・・・!!

 

「これだ!!!!!」となった時に、他の誰かも同じ反応をしてやっと完成が見えた。

限界を超え、何に揺蕩っているかわからない状態でやってみたら、普段の自分達じゃ作れないようなバランス感覚がぐうぜん生まれたのだ。

 

ぐうぜん何かの縁で会った人たちで「せーの」で合わせた音がとにかくキュンとくる。

そんなキュン指数が最も高い曲が出来上がりはじめたのだ。

 

 

まあ、できた!!ということだけで、話の落ちなどは何にもないんだけどよ。

2月12日、宇田川町でぜひ、会おうや。