こしあん日記(Koshiahh’s Diary)

MURABANKU。の土屋慈人の日常系

夜マックとラジオ(01.18)

家だとめっぽう作業ができない。

コロナスタート期間に上京した身分の故、家具を揃えることがままならず、当時作った段ボール机のままここまで来てしまった。

つまりは、作業しにくい。

 


そして、マリオワンダーが面白すぎて手がつかない。

よし、そうだマックへ行こう。マックへ行くのだ。

 


これまた夕暮れが転げた碧い空をスイスイと。

 


 


作業場といったらミスド一択だったのだが、今マクドナルドはとても特別なのである。

なぜなら敬聴しているオードリーのオールナイトニッポンとコラボしているからだ。

 


大学の頃、3年間で10年分のラジオを全部聴いた。

どんな生活なんだと思い返せば、生活の全部でラジオを聴いていた。

流し聞きではなく、しっかりと聴いていた。

 


あの時の日本武道館でのライブは一生忘れられない景色に空気感があった。

本当にかけがえのない時間であり、未だに当時のトークを聴くとその時の聴いてる環境や出来事を思い出す。

 


そんなオードリーは来月、東京ドームでライブをする。

 


 


iPad に向かって黙々とひとりで作業を進める。

自分のお気に入りiPadがズタボロになり、チェに借りたイニシエiPadAmazonで買った安いタッチペンでフライヤーを作る。

あの頃はもっと色んなペンの種類も使えて、色んな細かい作業ができたのに…トホホ。

 


とは言ったものの、この制約の中でまず完成させていくことによって、何かに頼りすぎることのない直感を鍛えられるようで、へなちょこな環境のまま作っている。

 


技術はどっちみちないから創意工夫するためにも手を動かして考えていかないといけない、そんな星の人間なのだ。

 


 


店内放送でたびたび彼らの声がするために集中がそちらに向く。

この状況がもう「あたりまえ」のような気がするが、そうじゃない。

今自分が生きている世界線が狂っているのだ。そのことを忘れずに、ありがたく思っていたい。

なんだこの世界。

 


来月の東京ドームライブに向けて、私も気合が入って入る。

そうしてくれるのが彼らなんだ。不思議だよなあ。

 


全然違う人間だけど、同じ人間。でも、絶対的に違う人間、だからこそ、共鳴した時に凄く救われる瞬間がある。

3年間あればもっと色んなことができたはずだけど、当時地元で「大学生」を完全に投げてまで10年分のラジオを聴かなきゃならなかった状態って相当だったのであろう。

“ひとり”のプロの出来上がりである。

 


しかし、それが良くも悪くも働くということを知るのはまたいつかの話。

 


そういえば当時も近所の24hマックでラジオを聴きながら、バンドの新聞と称したフリーペーパーを作っていた。

やっぱ絵を描くのは楽しい。

そして、命を繋いでくれるようなライブが間近に迫り、もう楽しみでしょうがない。